WEBライティングの効率化「情報ソースの探し方」


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オリジナル記事の執筆は決して自分の頭の中にある引き出しを使って行うものではありません。もしあなたが経験のあるWEBライターであれば、過去に書いたテーマなら調べることもなく記事を仕上げることができるかもしれません。

 

ただすべてのWEBライティングでは、オリジナル記事の情報源となるサイトを探すのが基本です。このような情報源は「情報ソース」あるいは「ソース」と呼ばれます。

 

収入を得るための仕事である以上、効率化できる部分はできる限りフローを作っておくようにすることが大切です。そして求められる記事のクオリティーが高ければ高いほど、正確な情報収集が必要になってきます。

 

逆に言えばこの部分の作業を短時間で終えることができれば、ライターとしての収入も短期間でアップさせることは難しくありません。その方法と、それまでに確認しておきたい作業をフローで紹介しましょう。

 

◆依頼された記事の執筆ルール確認

 

実はこの部分が、クライアントの求める記事を納品するために一番重要な部分とも言えます。せっかく納品した記事が修正のために戻ってしまえば、さらに余計な時間を使うことになってしまいます。執筆を始める前に確認しておくべき事項は数多くあります。

 

発注者によっては、「言わなくても分かっているだろう」という場合や、「発注の際の記載漏れ」などもよく起こりうるケースです。執筆するライター側が「何を聞いておくべきか」という項目をリスト化して管理していれば、のちのトラブルも避けることができます。
さらに、高いクオリティーの要求される執筆ではターゲットの年齢層や性別、あるいは属性までも視野に入れたライティングの能力が求められることもあります。

 

このように事前に確認するべき事項はたくさんあります。ただ送られてきた発注メールだけを見て、すぐに書き始めるようなことは避けるべきです。それでも分からなければ、直接コンタクトを取って確認するなりして、お互いの無駄な時間をなくすようにしましょう。

 

◆記事の結論=着地点から必要な情報を選ぶ

 

上記で執筆内容が確認できた時点で、初めて必要な情報の収集に入ります。ここで大切なことは、いかに効率よくピンポイントでソースを探せるかということです。無駄にネット検索をするのではなく先に「情報の絞り込み」をしておくことが必要です。

 

せっかく記事を書くのであれば、できるだけクオリティーの高いものに仕上げた方がリピート発注につながる可能性も高くなります。ほとんどの場合あなたの書いた記事はSEOの目的で使用されます。ライターが深いSEOの知識を持つ必要はありませんが、ちょっとしたテクニックで自然に求められる以上のものが提供できるようになります。

 

◆発注テーマからソース検索する4つのポイント

 

どのような発注であっても、必ず必要なキーワードは指定されます。そのワードを中心として記事を展開させるわけですが、まずはその言葉を検索エンジンの検索窓に入れてみましょう。仮に「育毛」という言葉が指定されたワードだとした場合、それを打ち込んだ時点でこのような「関連したワード」が表示されます。これはあなたが検索するであろう関連ワードをGoogleが先読みして表示してくれる「サジェスト機能」と呼びます。

 

1▲ここに表示されているのが「育毛」に対するサジェストワードです

 

多分この画面はだれもが一度は目にしているでしょう。この機能を利用すれば情報ソースを比較的簡単に探すことが可能です。ここに表示されているサジェストワードは、「育毛」で検索した人が同時にどのような言葉を足して検索しているのかという情報です。この追加の言葉も記事の中に入れるようにすればクライアントからも高い評価が得られるでしょう。

 

【1】与えられたキーワードの共起語を自然に入れるようにする

記事は、最初から記事タイトルまで指定されている場合と、キーワードだけが与えられてあなたが記事タイトルを作成する、このどちらかの方法で発注されます。上記のようなサジェストワードそのものが「共起語」と呼ばれる、メインのキーワードに一番近い位置にある関連の言葉です。

 

例えばここで「育毛 サプリ」を選べば、この二つの言葉が使用されている数多くのサイトが表示されます。その中から、自分が一番書きやすいと思うテーマを選んでみましょう。そして自分が書こうとしている記事の構成を効率よく一気に考えてしまいます。

 

関連したサイトを見ながらただ何も考えずに書き始めてしまうと、文章としての結論が明確ではないぼんやりとした記事になってしまいます。ここで大切なことは、数多く表示される内容の中からまず最初にあなたが書く記事の「結論部分」を決めてしまうことです。

 

【2】ソースとなるサイトに飛ばずに結論だけを探すには

ではここで先ほど選んだ「育毛 サプリ」でどのようなサイトが表示されるのを見てみましょう。

 

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▲矢印の文章の部分が内容を示すディスクリプションです

ここに表示されている検索結果を見れば、それぞれの記事タイトルや簡単な内容説明部分である「ディスクリプション」部分があるのが分かります。ここさえ読めば、ざっくりそこで説明されている結論部分を把握することができます。ここであなたが「書きやすい」と思ったものを選んで自分の「ソース」として利用するようにしましょう。ほとんどの場合、全体の結論(着地点と呼びますが)をつかむことができます。

 

自分が書こうとしている記事の結論が決まれば、後はその着地点に流れていくような文章を作ればいいだけです。もしこのディスクリプション部分を見るだけで、あとは自分の言葉の引き出しを使って記事を構成できるのであれば、ほとんど時間をかけずに記事を完成させることができます。

 

【3】サジェスト機能の注意点と便利なDLツール

この便利な機能ですが、もしあなたが何度も同じような言葉で検索をしている場合、検索エンジン側で自動的に「あなたが好んで検索する言葉」として表示されてしまうようになってしまいます。記事執筆の際にこの機能を利用する利点は、「他の人も検索するであろう共起語」を探すことです。

 

それを避けるためにぜひ利用して欲しいのが「サジェストワードツール」と呼ばれるものです。これは例えば「育毛」であれば、それに関連したサジェストとなるような言葉を一括で検索してくれます。さらにCSVという、 Excel一覧のような表形式でダウンロードしてくれる非常に便利なツールです。
「サジェストワードツール」で検索すれば、このように数多くのサイトが出てきますのでぜひ利用してみてください。

 

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▲検索に費やす時間を一気に減らすことができます

 

「育毛」一つでも、それに対する1000近い共起語を瞬間的に取得することができます。自分の頭で考えていてはとても思いつかないような関連ワードが自動で出てきますので、使いこなせるようにしておけばワンランク上のライターを目指せること間違いありません。

 

【4】記事のコピペを避けるために複数ソースを使う

一つの記事を書くときに、一つのソースだけの情報では内容が重複してしまう可能性があります。たとえ検索エンジンがオリジナルだと認めたとしても、自分の記事のオリジナリティーを増すにはできる限り複数のソースから情報を持ってくることが必要です。

 

ただし着地点である「結論部分」にブレが生じては意味がありません。ソースを見ながら執筆することは絶対にやめて下さい。どんどん自分のオリジナル性が消えるばかりではなく、ミラーサイトのようなコピーされた内容になってしまう可能性があります。

 

複数のソースを使いこなすには、ある程度の慣れが必要です。一度すべての情報を自分の頭にインプットしてから、オリジナル文章として書かなくてはなりません。クライアントの要求レベルが上がれば上がるほど、必ずこのような方法での執筆が必要になってきます。

 

ライティングは、決してマニュアルを読めば学べるというものではありません。最初から全てのことができるライターはいません。まずは自分の記事の完成度よりも、数をこなすことから始めてみましょう。そうすればおのずと自分自身の引き出しも増えていきますし、執筆スピードも自然に上がっていきます。実践に勝る勉強はないということです。