
これから始めてWEBライターという仕事にかかわってみようというライティング未経験者にとって、実際にあなたがどのくらいの時間でいくらの収入になるのか、実はなかなか想像できないものです。もっと言えば現実的にあなたにWEBライティングという仕事ができるのかどうかという不安もあるでしょう。
この記事を読んでいる方は少なくとも、在宅でできる仕事に興味はお持ちでしょう。今回は未経験から仕事を始める前でも、できる限り具体的な収入プランがイメージできるような説明をしていきましょう。弊社に応募してこられる方の目的はさまざまです。
◆目次
応募者の職業や年齢は異なっても「収入を得たい」という目的は同じ
属性も幅広く、小さな子供がいるなど家庭的な事情があって在宅での仕事を探されている専業主婦の方から、余った時間を収入に変えたいサラリーマンの方、そして将来的なライティングだけでフリーランスを目指す方もいらっしゃいます。
ただ共通して言えるのは「自分の時間を収入に換える」ということです。一定の目標額があって仕事を始められる場合もあれば、特にその部分の設定をされていない方もいらっしゃいます。人それぞれライティングに充てられる時間も異なりますので、ここでは1か月の収入をベースとして「その金額を得るために必要な時間とスキル」を軸にして書いていきたいと思います。
ただしすべての方に当てはまるものではありませんので、一定の条件を設定して比較をしてみましょう。今回の条件は下記のとおりです。うちの会社での育成システムを利用してスキルアップされる前提での収入設定です。
■弊社の育成ライターであること(クラウド系のお仕事をされている方は除外します)
■弊社の「コンテンツライター」として契約をされる方
■ 1週間合計で10時間以上の仕事ができる方
■常に案件が豊富にある(弊社では月1万記事近いボリュームを必要としています)
一定の条件のもとで、一か月の収入を金額別にカテゴリー分け
■目標額を得るために求められるスキルと時間
ここではライターとしての毎月の報酬を四つに分類して説明していきましょう。あくまでも目安としての収入設定ですので、それ以上、あるいはそれ以下の収入も現実には存在します。弊社でのライター育成はおよそ3カ月をめどにしています。
まずは簡単なキーワード記事から始め、最終的にはサイトのカテゴリー構成などもできるようになる研修プログラムが組まれています。練習用の記事でも、通常と同じ報酬は発生しますので、学びながら稼ぐことが可能になります。その前提での下記の設定です。
*3万円の収入目標
WEBライティング全く未経験の方でも、1か月の収入目標としてこの額であればほとんど苦労することもなく達成できる金額です。ある程度自由になる時間があれば、最初の月で、この金額をクリアすることも可能です。
■求められるライターレベル
・弊社のランク分けで言えば最低限の執筆ルールだけを学んだCランクレベル
■必要とされる合計稼働時間(一か月)
・初月の研修生レベルの場合:およそ45~60時間 (週当たり12~15時間)
・二ヶ月目以降の場合 :およそ30~45時間 (週当たり7~12時間)
*5万円の収入目標
平均的にライティング研修を受けて 2カ月目の目標となる報酬額です。このころには簡単なキーワードレベルであれば、ほとんどの方が時給1,000円近く稼ぐことができるようになります。ただし弊社の育成システムでは、さらに上のランクを目指してもらうためにあえて難しいライティング技術を学んでもらいます。
したがって、全く新しい案件に取り組んだり、さらにレベルの高いWEBソースの検索方法なども学びますので案件によっては時給が下がってしまう場合もあります。
■求められるライターレベル
・弊社のランク分けで言えば最低限の執筆ルール+次のステップを学んだB~Cランクレベル
■必要とされる合計稼働時間(一か月)
・二ヶ月目以降の場合 :およそ50~60時間(週当たり12~15時間)
*10万円の収入目標
この金額をクリアするためには、時間的にもレベル的にもより多くのものが求められます。ライティングを生活の中心に置いたスタンスが必要となってきます。ただし必ずしも高い執筆技術を持っていなくても、到達可能な収入目標です。
言ってみれば「馬力タイプ」のWEBライターであれば、練習開始から2カ月目でも到達可能な数字でもあります。
■求められるライターレベル
・弊社のランク分けで言えば最低限の執筆ルール+次のステップを学んだB~Cランクレベルでも可能
■必要とされる合計稼働時間(一か月)
・二ヶ月目以降の場合 :およそ100~120時間(週当たり25~30時間)
*15万~20万円の収入目標
このレベルの収入目標となると、一般的な社会人が稼ぐ金額と変わらないものになります。したがってほとんどフルタイムでの執筆が求められます。
■求められるライターレベル
・ランク分けで言えば三ヵ月の研修を終えたA~Bランク
■必要とされる合計稼働時間(一か月)
・三ヶ月目以降の場合 :およそ150時間(週当たり40時間)

実際にはライティングに一番求められるものは「自己管理」です。どんなに高い能力を持っていたとしても、きちんと集中とリラックスのON/OFFスイッチを切り替えられるライターである必要があります。ほとんどの場合が在宅での仕事となるため、なかなか集中できない日ももちろんあるでしょう。そんな時には思い切って、PCの電源を落とす勇気も必要です。
あるいはWEBライターの特徴である「場所を選ばない」という利点を生かして、環境を変えて外で仕事をするような工夫も必要です。頑張ることは大切ですが、息の長いライターを目指すのであれば、無理をしないで自分のペースをつかむことが一番大切なポイントになります。